領域の拡大

出来る事を増やしていく

アヒルのCGレンダリング
プロダクトデザイナーとして働いているからには、製品のデザインは当然ですが、それ以外のスキルも伸ばしていかなければといろいろと試しています。 地頭が良ければ、プログラミングや電気回路などを身に付けるのもいいのですが、僕にはちょっと無理ですし、畑違いのスキルを身に付けてもそれがなんの役に立つのかなと思ってしまいます。
 
いくら仕事といってもせっかくやるなら楽しみながら身に付けたいと欲張りな気持ちが出てきます。 だからプロダクトデザインを中心にして少しずつ領域を広げていくのが1番効率が良くて楽しいですね。 今までも商品企画や金型手配、量産手配、グラフィックデザインと幅広くやってきましたし、デザイン提案用のCGをカタログや広告用にレベルアップさせました。その延長線でCG動画のスキルを身に付けたいなとBlenderを使い始めました。無料でも使えるソフトですが、その機能には日々驚いています。
 
写真のようにレンダリングもキレイだし、物理演算を使って布や水、火などもシミュレーションできます。1番ありがたいのは無料のためにユーザーも多くチュートリアルが豊富な事です。 長年SolidWorksを使っていましたが、公式を含めチュートリアルも少なく使い始めの頃は苦労した記憶があります。Fusionも条件次第で無料で使えるのでチュートリアルはそれなりにあったのでSolidWorks程は苦労せずに身に付ける事ができました。Fusionも値段を考えると、とてもいいソフトだとは思います。 SolidWorksに比べると痒い所に手は届きませんが、値差を考えると当然です。 いろいろとソフトもあるので、その中から自分に合った物を探すのも楽しいです。 今はFusionでモデリングをしてBlenderでレンダリングという作業環境に落ち着いています。