使い心地の追求|大量生産の力とアルミフレームの効率的活用方法
大量生産だからできる事


大量生産の力:アルミフレームの活用と効率化
アルミフレームを使って装置を組立しています。
ミスミさんで購入したのですが、専用ソフトもありとても便利で力をいれていると思います。
長さ調整やタップ加工などのオプションが豊富なのにお手頃価格でとても助かります。
チョボが生み出す効率的な組立
職業柄組立の経験はそれなりにあるので、事前に調べたりせずにどうにかなるだろうと作業を進めていたのですが、途中であるパーツの事が気になりました。
アルミフレーム同士を固定するためのパーツです。
これを溝に入れてネジで固定するのですが、チョボが付いているおかげで溝の中で勝手に動きません。
位置決めをする時にすごく便利でした。
設備投資が可能にする品質
チョボのような構造は、大量生産を前提とした設備投資があってこそ実現可能です。小ロット生産では、このような構造を採用するのはコスト的に難しいかもしれません。
しかし、大量生産をすることで、品質を保ちつつコストを抑えることができます。
このパーツの構造ですが、どうやって作っているのか分かりませんでした。
樹脂で言うインサート成形みたいな感じで作っているのでしょうか。
でも金属だし、球状のパーツはくるくる回るし、ネジか何か入っているし。
多分モノ自体は自動で成形というか鋳造の段階でほぼ完成しているのだろうと思います。
もしくは押出材に追加工しているのでしょうか。まだまだ勉強しないといけないです。
このような構造は、大量生産を前提とした設備投資があってこそ実現可能です。
小ロット生産では、このような構造を採用するのはコスト的に難しいかもしれません。
しかし、大量生産をすることで、品質を保ちつつコストを抑えることができます。
改善と最適化の大切さ
モノづくりには無限の方法があり、「正解」を見つけるのは簡単ではありません。
重要なのは、予定生産数や想定コストを考慮した上で、現時点でのベストな方法を選ぶことです。
現状でしっかりと考え出したベストです。
今後、より良い方法があれば改善していけばいいと考えています。
昔からこうしているとか1度決めた事を変える事は抵抗があるかもしれません。
でも改善していく事は大事です。
改善を続けることが、より良いモノづくりに繋がります。
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