はじめてのプロダクトデザイン依頼と見積|初心者安心のステップガイド

はじめに

プロダクトデザインを依頼してみたいけれど、何から始めればいい?」「見積の項目がよくわからない…」と悩む方は多いはず。
本記事では、プロダクトデザインの依頼フロー見積時に押さえるポイントを、はじめての方にも理解しやすいようまとめました。これを読めば、追加費用や納期のズレを最小化しながら、納得のいくデザイン発注が進められます。
見積やご相談は無料ですので、少しでも気になっていただけたらお気軽にご相談ください!

商品開発の流れを知りたい方はこちらを御覧ください!

1. プロダクトデザインの概要

プロダクトデザインとは?

プロダクトデザインは、製品の見た目だけでなく、魅力を引き出し、使いやすさや競争力を高めるための重要なプロセスです。
「あとで作れないデザインだった…」というトラブルを防ぐには、見積段階でしっかり要望を伝え、外注先と情報を共有しておくのが大切です。

2. プロダクトデザイン依頼の流れ

プロダクトデザインの依頼は、以下の4つのステップで進行します。
各段階で何を準備し、どのようなやり取りをするのかを理解しておくと安心してスムーズな進行が可能です。

ステップ1. ヒアリングとゴール設定

初回ミーティングで、製品の目的、ターゲットユーザー、デザインに求める要素を共有します。
  1. 製品の目的:誰に、どんな価値を提供したいのか?
  1. ターゲットユーザー:年代・性別・使用シーンなど
  1. 差別化ポイント:既存製品との差異や機能面での強み
 

ステップ2. コンセプト提案

  • ヒアリング内容を基に、初期コンセプト案やスケッチを提案します。
  • 柔軟なアイデア出しを行い、方向性を探ります。
 

ステップ3. 試作と検証

  • 3Dモデルや試作品を作成し、実際の使用感や見た目を検証します。
  • 必要に応じて改善を繰り返しながら、完成度を高めます。
 

ステップ4. 最終デザインと量産準備

  • 最終的なデザインを確定し、製造業者と連携
  • 量産試作で品質を確認し、本番生産へ移行
  • 発売スケジュールやコスト管理を最終的にまとめる

3. 見積の基本と費用の目安

プロダクトデザインの見積は、以下のポイントが費用に影響してきます。

見積のポイント

  • 提案のボリューム: 複数案が必要な場合、その分費用が掛かってしまいます。
    • 例:複数のデザイン案を提出する場合、各案に対して時間とリソースが追加されるため、どうしても費用が増加することがあります。
 
  • デザインの複雑さ: 単純な形状の製品と部品点数の多い製品では、必要な工程が異なります。
    • 例:シンプルな形状のスマートフォンケースに比べ、機械部品や精密機器のデザインではより多くの工程や専門的な技術が必要です。
    •  
  • 依頼内容の範囲: 商品企画、ブランディング、試作品制作を含むかどうかで費用が変動します。
    • 例:商品企画の段階から関与する場合、デザインの方向性決定や市場調査を含むため、単なる製品デザインよりも費用が高くなることがあります。
    •  

費用の目安

サービス内容価格帯
商品企画15万円〜
初期デザイン案の作成15万円〜
費用についてさらに詳しく知りたい方はこちら

4. 見積をスムーズに進めるための準備

依頼時にスムーズに見積を進めるためには、以下の点を事前に準備してあると安心です。
 

1. 製品の概要を整理

  • 製品の用途や機能、ターゲット顧客層を明確に。
  • 参考になる製品やイメージを共有すると、見積の精度が上がります。
 

2. 予算を共有

  • 依頼者の予算感を伝えることで、不要な提案を省き効率的な提案が可能になります。
 

3. 納期を確認

  • 短納期を希望する場合は、早めの相談が重要です。

5. 支払い方法とスケジュール

プロダクトデザインの支払いは、以下の方法などがあります。
  • 一括払い: 全額を一度に支払う方法。
  • 分割払い: プロジェクトの進行に応じて支払う形。
  • ロイヤリティ契約: 基本料金に加え、販売数や売上に応じて報酬を支払う形態。
 
詳しい支払い方法はこちらをご覧ください

6. よくある質問

Q1. 見積にはどのくらいの時間がかかりますか?

通常、初回ヒアリングから1~2週間程度で見積をご提出いたします。
 

Q2. 見積をもらった後、依頼しない場合は費用がかかりますか?

見積やご相談は無料ですのでご気軽にご相談ください!
 

Q3. 納期はどのくらいですか?

製品の複雑さによりますが、ご発注後1ヶ月後の初回デザインご提案が多いです。
 

Q. 他社との比較はどうすれば?

見積書の内訳(デザイン工程、試作工程、納期など)を比較し、自社に合った費用とスケジュールで選ぶと安心です。

7. まとめ:プロダクトデザインの第一歩を踏み出そう

はじめてのプロダクトデザイン依頼でも、要点を押さえて準備すればスムーズに進められます。
  • 依頼前に製品概要や予算感を整理し、見積の内訳を理解しておく
  • 複数のデザイン案を希望するなら、最初にその旨を伝えて費用を調整
  • 納期や修正回数などの条件を契約時に明確化し、トラブルを防ぐ
こうしたポイントを意識するだけで、追加コストや納期ズレを最小限に抑えながら理想のデザインを追求できます。何か不明な点があれば、ぜひご相談ください。